1. ホーム
  2. お取り扱いについて

moonlit-studioでは、ウレタン塗装やオイル塗装、ウレタンオイル塗装など、用途や使う人の生活スタイルに合わせて色々な塗装をしております。

日常のお手入れ

ウレタン塗装の場合

  • 通常の既製品の家具のように水にも強く強度もあり、お手入れもしやすいので汚れやメンテナンスが不要な方はこちらを選ばれると便利です。しかし木の質感が損なわれるのでヴィンテージ感は出にくい性質です。
  • 通常の水拭きも可能ですが、完全に厚く塗装を塗り固めてはいませんので(出来るだけ木目や木の導管は生かす)、じゃぶじゃぶと濡れたままではトラブルが起こるかもしれませんのでその場合は早めに拭いて下さい。鍋敷きなどはご活用ください。

オイル塗装の場合

  • 普段は柔らかい布で乾拭き、水などをこぼした場合も乾いた布ですぐに拭いて下さい。油汚れは、かたく絞った布ですぐに拭き取って下さい。水や油汚れはそのまま放置するとシミの原因になります。
  • できるだけシミを防ぐためには、濡れたコップ、食器はなるべくコースターやランチョンマットをご利用下さい。また、濡れた金属製品(鉄鍋や缶など)に触れると黒く変色することがありますのでご注意下さい。熱い鍋などは鍋敷きを敷いて保護して下さい。
  • 表面の油分が少ない感じになり出しましたら、数年に一度再びオイルを塗装してメンテナンスをしてあげますと味わいが深まります。
  • メンテナンスのオイルは基本的に市販されているものでも可能ですが、状況によりオイルの種類もお勧めしているものもございますのでお問い合わせ頂けると幸いです。

ウレタンオイル塗装の場合

  • 当工房のMOOTHシリーズの製品全般やオーダー家具などにも採用している塗装で、ウレタン塗装と、オイル塗装の良い所が生かされています。
  • 耐水性と木の質感が残り、ある程度の強度とヴィンテージ感が楽しめるお勧めの仕様です。
  • 普通のウレタン塗装では味気なく、オイル塗装だとデリケートな取り扱い、それらのウィークポイントを補う特殊な製法で、配分も塗装回数や材質、使用条件により配合を変えたどり着くこだわりの塗装です。
  • 日頃の取り扱いは乾拭きもしくは固く絞った布で拭き、濡れっぱなしにしない方が艶ムラ、シミにはなりにくいです。
  • お好みでオイルやワックスを塗り重ねていくことも可能です。是非、家具を育てていっていただければと思います。

注意事項

  • 天然の無垢材、天然の突板の家具の設置場所は注意が必要です。
  • 木の板は、どちらの面がより空気に触れているかだけで、反りかえってくるほど湿度や温度に敏感です。季節でも伸びたり縮んだりし、木材の乾燥状態が悪い云々ではなく、自然な材質の特徴です。その為、直射日光の当たる所、ストーブ、エアコンの吹出し口など過度の湿度や乾燥、急激に温度の変化する場所は、反りや割れ、変色(日焼け)の原因になります。このような環境でご使用になった場合の変形等は、責任を負いかねますのでご注意下さい。
保証について

ご購入日より1年以内に生じた製造上の原因による不具合は無償で修理いたします。
なお、1年以内でも下記の場合は有料となりますのでご了承下さい。

  • お手入れ方法、注意点をお守り頂けなかった場合
  • 納品後の移動、運搬により生じた破損等
  • 利用目的以外の用途に使用した場合

家具を育てるという事

家具は製作者(私)にとってあくまでも生活の気の利いた道具であり、その人の人生に寄り添い、豊かにしていただくものと捉えています。ですから家具は大事にでもどんどん使って、関係性を深いものにして頂ければと思っています。その経過で出来てしまった傷なども人同様味わいになりうるはずです。アンティークやヴィンテージ物も歴史を感じるからこそ胸に染みいるものがあるわけで、大事に使われた家具にも脈々と時を経て無類の存在感を放ちます。作り手としてそんな風格を纏った家具作りをイメージしていますので、その経過を是非味わって可愛がっていただければ幸いです。

moonlit-studio 石井 貴也

お問い合わせ

[moonlit-studio]

9:00〜19:00(不定休)
納品、取り付け等で不在にしている場合もございます。
〒069-0852

北海道江別市大麻東町13-7
(大麻銀座商店街内)